商品情報
品番 | UK2402-022 |
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品名 | ERCOL Stick Back Chair |
原産国 | UK |
サイズ | W450×D450×H800(SH440) mm |
素材 | ELM&BEECH |
価格 | SOLD |
備考 | 今回メンテナンスが完了したERCOLスティックバックチェアも、またまた個性的。座面の左手前は黒ずんでいるし、背面の支柱も脚もやや黒ずみあり。前回のクロスバックチェア同様、決して小綺麗な優等生では無いのですが、古い家具を手入れをしながら使い込んできた様な、なんともいえない雰囲気があります。特に特徴的なのは笠木(背もたれ上部)の右端の節。この節は背面まてつながっていて、自然素材ならではの個性がありますね。一般的には節の無いきれいな背もたれが好まれるかもしれませんが、個人的にはこの貫通した節かとても気に入っています。もちろん人の好みは様々。やはり、きれいな木目の節が無い方が好き、というのも決して間違いではありません。もし店主の好みに共感して下さる方がいれば嬉しく思います。 ________________________________ 後ろ姿が美しい椅子。 イギリス有数の家具の産地であったロンドン北西部の街High Wycomb。1920年、ERCOL社はこの地でイタリア人のルシアン・アーコラーニによって創業されたました。 ERCOL社を代表する椅子といえば、背もたれが丸い形状のHoop Back Chairや、ここ数年は一番人気のあるQuaker Chairが最もスタンダード。なのですが、トランジスタ店主が一番好きなのはこのStick Back Chair。当時の生産量も多く、めちゃくちゃレアという訳ではないのですがお勧めしたい理由は明快。デザイン性に優れ座り心地が良いから。笠木(背もたれ上部)から脚部まで抜けている3本のスポークは後ろ姿が美しいだけではなく、背もたれにかかる荷重を下方部に分散させ耐久性に優れた構造になっています。コンパクトで軽いのに強度にも優れデザイン性も高いこの椅子は、実用的にはもちろんのこと窓際に1脚佇んでいるだけで驚くほどお部屋の雰囲気を変えてくれます。 |