1950年代、まだG-PLANが北欧の影響を色濃く受ける以前のサイドボードが入荷しました。引出し上の天板はその両端の下に空間をつくり、宙に浮いている様な雰囲気があります。その空間が、ともすれば重厚になりがちな色味のサイドボードの圧迫感を軽減し軽やかな印象を与えていますね。脚部の黒色は全体のデザインに締った印象を与え、ユニークなデザインの取手と引出しを縁取る真鍮メッキは目立ちすぎない程度に品のあるアクセントになっています。キャビネット部分は抜群の収納力があり、立ったままでも開閉しやすい上部の引き出しには生活の中のこまごまとしたものを収納するにはとても便利。広い天板には植物や照明器具、お気に入りのオブジェなどを飾る楽しさもありますね。
☆黒脚サイドボード詳細